長年ご使用になられたダイニングチェア
経年とともに接合部のゆるみは避けられません
接着面の削り込みを行った後に再接着させていただきました
ダイニングテーブル 削り込み / 再塗装



Befor(補修前)
輪染み、焼けなどが見られます

After(補修後)
削り込み後にウレタン系オイルで仕上げ
10年以上ご使用のダイニングテーブルのメンテナンスご依頼です。
味と言えば味なのですが、輪染みはけっこう気になるもの…
ご依頼いただいたお客さまからは
「汚すぎてほんとに嫌なんです」と悲痛な叫び…
さっそく工房に持ち帰り天板の表面を削る作業
輪染みはけっこう深くまで入り込んでしまうものなんです。
どうにかキレイな面が顔を出してくれて
普段使いしやすいようにウレタン系のオイルで仕上げさせていただきました。
生まれ変わったダイニングテーブルに「感動です!」のお言葉を
いただけてホントによかったです
ダイニングテーブル 削り込み / 再塗装


Befor(補修前)
接着部のゆるみ、割れ

After(補修後)
再接着、割れの補修
「椅子とかの修理できます?」持ち込まれた2脚の椅子
見た感じ補修できる範囲だったので、お受けすると
「あと4脚あるんですけど…」
「もちろん大丈夫ですよ♪」と、さっそく修理にかかります
少し割れが確認できましたが修復できる範囲です
お客さまに「どうしようかってずっと思ってたから、
ホンマ助かったわ」とよろこんでいただけて何よりです
|Remake
幼稚園で使われていた古いソファベッドの張り替えのご依頼です
へたった内部のウレタンの入れ替えと
タンバリンの生地をアンティーク鋲で仕上げました
畳敷きのお部屋で使用されていたと思われる畳ずりを取り外した後ガタつきを修正
表面の汚れを落しファブリックの張り替えを行いました
表面を削ると元の雰囲気が損なわれるため、ニスの感じを残しつつ
乾燥による割れ防止目的でオイル仕上げしました
「椅子の修理できますか?」のお問い合わせに
「内容を見てみないことにはちょっと…」とお応えすると
「今から持っていきます」となんと京都からお越しいただきました。
これは絶対直さないと… しかも1脚はすこし破損していたものの
修理というよりも、リメイクしてほしいとのご依頼でした
アメリカで購入された椅子を大事に使われていて日本にまで
運び込まれたのですが、ずっと気になる点があるそうで…
お伺いすると”笠木”といって背もたれの上の部分が上過ぎて
背中が痛いというものでした
実際に座っていただくと笠木の位置は背もたれというよりも… ヘッドレスト?
大事にされている椅子に刃物をあてるのはとっても緊張です
どうにか違和感なく笠木の位置を変更し無事に6脚をお手元に
お届けすることができました
「ちょうどよくなりました」とよろこんでいただけて
やらせていただいた甲斐がありました
長年使いこまれたソファ
今回のご依頼は「修理」と「ソファをベッドにつくり変える」という2つの課題です。
ほとんどの部分のホゾはゆるんでいましたので丁寧にのこった接着剤を削り取り、
広がったホゾ穴には埋め木を施しました
ソファのフレームにぴったり収まるようにベッドを製作し、お客さまのご希望にあわせて
フレームに合うような色合いにステインで着色しました
W2,100 D1,000 H570 SH350 [mm]
ナラ無垢材、杉材(すのこ)
フィニッシュ:ステイン